- 一つ一つの原料にまで厳選した油脂を、鹸化させた独自の石鹸素地は、アルコールを含有していて、アルカリ性であることが高い殺菌作用を発揮します。だから、防腐する必要はありません。
- 石鹸に配合した時、効果を感じることができるものを選んで配合しています。洗顔後手のひらで顔を覆ってみると、保湿成分が確実に肌に残っていることが感じられます。 自社独自のブレンドによる、石鹸素地だからこそできるこだわりです
- 湿度、温度調節をしながらじっくり乾燥させることで、原料本来の力が有効に発揮し、泡立ちも良くなります。キメの細かい泡が、毛穴に詰まった汚れや余分な皮脂汚れも洗い流すことで、肌の艶感、白さに変わります。
ヴィダジャパンコスメでは、石鹸成分の多くを占める石鹸素地（ニートソープ）を
海外からの輸入に頼らず、独自の技術で製造をしています。
そのため、石鹸素地に多種のオイルや美容成分を、さらに配合することが可能となり、
より美容成分のたっぷり入った石鹸をつくることができます。
これが、ヴィダジャパンコスメだけの『本枠練り石鹸』です。
- 油、脂肪酸、砂糖、グリセリン、アルコール、苛性ソーダを釜で炊きこみ「石けん素地」をつくります。同じ配合でも、気温や湿度が違えば仕上がりに差が出るため、その日の釜の状態に合わせた調整を行います。
- 釜で仕込んだ素地は、一晩寝かせてから丁寧にろ過し、「水冷枠」に入れて固めます。石けんにスクラブ剤などの固形物を混ぜ込む場合は、枠の底に内容物が沈んでしまわないよう「かくはん」を、石けんが固化するまで人の手で均一に、美しく混ぜ続けていきます。
- 石けんが固まったら枠から外し、ピアノ線や抜き型で1つずつ切り分けます。固まったばかりの石けんは柔らかくキズつきやすいため、作業には最新の注意を払います。今も熟練の職人が手作業で行なっています。
- 水分やアルコール分を抜くために、乾燥室で7～16日間寝かせます。あわてて乾燥させてヒビが入らないよう、室内の温度は常温にキープ。温度と換気にも配慮しながら、石けんが変化する様子を見守ります。
- 最初の乾燥を終えた石けんは、内部の水分が蒸発し、ひと回り小さく変形しています。この石けんをサッとお湯にくぐらせて丁寧にタオルで磨いてツヤを出します。その後、プレス機で圧縮して形を整えます。
- 成形した石けんを再び乾燥室に要れ、さらに40～60日間じっくり熟成します。この工程で水分量は約27％、重量は約60％にまで引き締まります。アルコール分も抜け、原料のほのかな香りが際立ってきます。
- 湯にくぐらせて表面を拭いた後、表面にロゴなどをプレスします。これで見た目がよくなるだけでなく、より固く、溶けくずれにくくなるのです。さらに最後にタオルで磨き、透明石けん特有の艶を引き出します。
- 透明石けんは長く熟成させるほど成分がよくなじみ、使い心地が良くなります。そこで、出荷前に最後の熟成期間をとり、水分量を約25％まで下げていきます。この工程を経ることで、より品質が高くなるのです。
- 熟成を終えた石けんは、経験を積んだ検査員が、不揃いや色ムラ、微細なキズまで厳しくチェック。最後の検品をクリアした石けんだけが個包装され出荷されます。ここまでに要する時間は約3ヶ月に及びます。
